署名について

YouWillではお客様への確認や同意の取得のため、スマホにショートメール(SMS)を送信し、そのSMSのリンク先で手書きの署名ができます。

この機能は利便性やコストメリットがあるものの、公的な認証などがないため、信頼性と証拠力が、一般的な電子契約に比べると劣ります。一方で、契約者のSMSに送信し、データは第三者のシステム会社が改ざんできないようにしているため、手書きの署名よりかは信頼性と証拠能力はあるとも考えられます。

以下にYouWillの署名についてまとめますので、各代理店様でご利用のご判断をお願いします。

手書き署名・認印・実印の比較

各種書面(意向把握やアンケート、確認書等)をペーパーで提示し、署名をして頂くケースがあります。

これらの書面の手書きの署名は一定程度の「信頼性と証拠能力」があると判定できます。

一方で、本人の筆跡であることは筆跡鑑定をしなければ分からず、代筆などの可能性もあります。

手書き署名認印実印(印鑑証明書添付)
信頼性と証拠能力△~〇
一定の程度ある
×
比較的低い

最も高い
本人確認△~〇
筆跡鑑定により本人確認が可能
だたし、筆跡鑑定をするまで本人かどうかは分からず、代筆されたものを取得している可能性もある
×
誰でも作成可能

印鑑証明書によって本人確認

YouWillの署名の効力

書面での署名、YouWillでの署名、GMOサインを活用した場合の比較は下記の通りです。

GMOサインなどの電子契約サービスと異なり、認定を受けたタイムスタンプや認証局の電子証明を利用していなため、信頼性と証拠能力は劣ります。

一方でYouWillの署名は、『①契約者のスマホに送信したリンクで署名』、『②公的な認定などは受けていないが第三者のシステム提供会社が改ざん改ざんできないように管理して保管』をしているため、書面での署名よりは信頼性と証拠能力は認められる可能性があります。

意向把握アンケートや最終確認などの書面に対し、どの程度の信頼性や証拠力を求め、どのような方法で署名を取得するか、各代理店様でご利用のご判断をお願いします。

書面での署名YouWillGMOサイン
(当事者型)
GMOサイン
(立会人型)
総合判定
(信頼性と証拠力)
~〇
概要ペーパーに手書きの署名契約者のスマホにSMSを送信し、リンク先の画面で手書き署名契約者は事前に認証局で電子証明書を取得し、その電子証明書を使って署名契約者にメール送信し、リンク先の画面で手書き署名。
一般的な電子契約はこちら
完全性の担保
(改ざん防止)

手書き項目(チェック欄、日付)は、後から追記も可能

第三者であり、システム提供者であるトラストオフィス㈱が改ざん防止。
公的な認定は無い。

タイムスタンプを利用 (※1)

タイムスタンプを利用 (※1)
本人確認
手書き署名
※筆跡鑑定などをしなければ、本人であることが証明しにくい

メール(SMS)に認証+手書き署名

認証局による本人確認(※2)

メール認証+手書き署名
料金郵便代
レターパック代
SMS送信費用 10円前後1契約 300円 1契約 100円
※クラウドサインは200円

(※1)GMOは総務大臣による「タイムスタンプ認定制度」の認定を取得
(※2)認証局の窓口またはオンラインで、免許証やパスポートで本人確認後に、電子証明書を発行となりますので、お客様の大きな負担となります。
(出所)GMOサイン:https://jp.globalsign.com/gmosign/

GMOサインとAPI連携

別途、GMOサインおよびカスタマイズ費用が発生しますが、GMOサインとAPI連携が可能です。

(参考)GMOサインAPI https://www.gmosign.com/app-connect/api.html

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